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ただ、誰にも迷惑をかけずに生きているだけなのに、世の中からつまはじきのような状態になってしまう。
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「あの人は変わった人だよ」「なんだか気持ちが悪い」「どんな人かよくわからない」そんな評価をされている人って自分の周りにもいるような気がする。
小川洋子著、「ことり」という本を読んだ。
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物語は淡々とした日常が描かれる。何を話しているのかよくわからないお兄さん。誰も彼の話す言葉を理解できないのだが、弟だけには通じていて・・・。その兄弟二人の日常。お兄さんはほとんど外出せず、家の中で過ごす。弟は職を得て働いてはいるが、誰とも付き合うことはなく、兄弟二人でひっそりと暮らしている。
きっとね・・・小鳥のおじさんって、すぐそこにいるような気がする。この物語を読んでいると、主人公をいとおしく思ったりもする。でも、でもね・・・。私もきっと、この主人公がもし身近にいたら、眉をひそめ、できるだけかかわらないようにしていたかもしれない。
この本を読むと、とても穏やかで、やさしい気持ちになれる。読了後はいいお話だったなぁ~と胸がいっぱいになったりして・・・。
それでも、実際の自分はきっと、小鳥のおじさんに冷たくしただろうな~と思い、いや、絶対に冷たくしただろうと、過去の自分を思い出し、反省する。
ああ、もっと優しい人間になりたい。(今更遅いかもしれないけど・・・)
偏見とか、差別とか、見栄とかエゴとか・・・自分の中のそういった考えを取っ払ってしまいたい~なんてね(*^^*)
でも、とっても素敵な作品です!
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コメント
はい
自分の固定観念をうっぱらって、やさしくなりたいものです(^O^)/
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ハピハピハート様
でも、なかなか難しいです(笑)
兄弟二人で生きているというところに興味をそそられました(^_^;)
それにしてもgreyさん、忙しいのに本を読む時間あるなんて、やりくり上手?!
感心します。私、2,3ページですぐ眠くなっちゃって、なかなか終わりません。
もっといっぱい読みたい本があるのに寝てしまう。
人生折り返しすぎてるのに、このままだと読みたい本が読めないままになってしまいそう💦
小川洋子さんの本、読んだことないので、次チャレンジしてみようかな?
えみんちょ様
えみんちょさんのご実家ではお兄様が二人で暮らしていらっしゃるのでしたね。
私も、寝る前に本を読むときはすぐに眠くなります(笑)
今回は、息子のところへ行って、一気に読みました!
私もまだまだ読みたい本がたくさんあります!
少しでも時間をつって読みたいですね(*^^*)
小川洋子さんの作品、私は結構ハマりました!(^^)!
ぜひチャレンジしてみてください!