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むらさきのスカートの女

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昨日、街ブラで本屋さんに立ち寄ったのだが・・・その時、妙にひかれるタイトルの本に出合った。

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題名は「むらさきのスカートの女」 

本屋さんのコメントには「芥川賞受賞作」「TikTokで話題沸騰」なんて書いてあって・・・後者の部分で読む気がなくなって(笑)いったん通り過ぎたのだが・・・どうも気になって買ってしまった。

その昔、若いころ、紫色にこだわった時期があった。夏目漱石の「虞美人草」の登場人物の藤尾と言う女性が紫のイメージで・・・これに非常にあこがれた私は、成人式に是非、むらさきの着物が着たいと着物を作った。結局、成人式には試験で出られず(笑)その振袖は妹が初めて袖を通したのだが・・・(~_~;)

まあ~とにかく、その藤尾と言う女性・・・高慢ちきでわがままで高飛車なオンナだが、とても美しい。20歳前後の私にはちょっと謎なその女性が魅力的に映ったのだろう。今読むと、(彼女はヒステリーを起こして最後は憤死してしまうのだが)そこまで起伏が激しいのも困りものだなぁ~と思うようになった。それに私はそんなに自分に自信は持てない。 とりあえず、どちらかと言えば、ひっそりと穏やかに生きていきたいのでね(笑)

まあ~そんなこともあり、どうも「むらさき」に反応してしまうのだ。

さて、この「むらさきのスカートの女」 読み始めは、軽い!失敗した!!と思ったが・・・だんだん引き込まれる。面白い。そして最後にぞ~~~っとする。1時間もかからず一気に読めたが、もう一度読み返したら面白い発見がありそうな・・・そんなお話だった。

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