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「草の響き」という映画が公開されるとネットニュースで知って

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空いた時間になんとなくネットニュースを眺めていたら、東出昌大主演で「草の響き」が近日上映されるとある。

生死隔てるのは「薄皮一枚」…精神の回復を期待、日々走り続ける東出昌大の難役

読売新聞オンライン

この言葉に興味を惹かれたのだが・・・「草の響き」の原作の小説の作家さん~佐藤泰志氏。この作家さんの作品の映画を以前見たことがある。「そこのみにて光り輝く」という映画なのだが・・・これがもう重たい映画でね~どうあがいてもそこから抜け出せない絶望的な貧しさが描かれていて見ていて辛かった。海辺の砂地のようなところのバラック小屋。父親は寝たきり、母親はふら~っと出かけたと思ったら帰ってきて・・・娘は工場勤務の後場末のスナックで客をとる、弟はフラフラ遊び歩く。そんな風にしか生きれない人々。そして過去の事故で心を病んだ青年がそんな娘に惹かれると言うお話。最後までホント救われない。ここから逃れられなくてもここで頑張って生きていくみたいな形で終わるのだけど・・・後味めちゃくちゃ悪かった。今は開発が進んでどうなっているかはよくわからないが実際に北海道にはそんな場所が点在していたそうだ。(こんな場所あるの~?と調べたのだが・・・)まあ~昭和の時代に書かれた作品なのでね。函館って観光地できれいな街ってイメージがあるんだけど・・・場所にもよるのだろう。

さて、今度映画化される「草の響き」も函館が舞台。

工藤和雄(東出昌大)は、昔からの友人で今は高校の英語教師として働く佐久間研二(大東駿介)に連れられ、病院の精神科へやってくる。和雄は東京で出版社に勤めていたが、徐々に精神のバランスを崩し、妻の工藤純子(奈緒)と共に故郷の函館に帰ってきたばかりだった。精神科で医師の宇野(室井滋)と面談した和雄は、自律神経失調症だと診断され、運動療法として毎日ランニングをするように指示される。

映画「草の響き」公式サイト

この原作の作家さん、佐藤泰志氏も自律神経失調症だったそうだ。小説で食べていこうと上京するもなかなかうまくいかず、その間、自殺未遂で入院したり、小説家を諦めて故郷の函館に戻って職業訓練校に入ったり・・・そんな中「きみの鳥は歌える」という作品が芥川賞候補となりまた上京するのだ。その後何度も各賞の候補になるが結局、すべて落選。そして41歳の時に自ら命を絶った。

時はバブル時代で、あの当時流行っていたのが村上春樹、村上龍、片岡義男etc・・・私も「テニスボーイの憂鬱」とか夢中で読んでいたっけ(笑)そんな時代だったせいもあって佐藤氏の作品はあまり注目もされず、亡くなってから絶版になっていたそうだ。それが今や5作目の映画化という・・・

私も「そこのみにて光り輝く」という映画を見てつい最近知った作家さんだったのでね~(まだ「黄金の服」という短編集しか読んでいないし)。この人の作品の登場人物は戦後の貧しい日本をそのまま引きずっている。うまく言えないけど、なんとなくフォークソングっぽい(なんじゃそりゃだけど)。4畳半一間のボロアパートで同棲している「神田川」とかそんな世界観かな~?イケイケだったバブル時代に受け入れられなくなっていったのもわかる気がする。でも、今、彼の作品にスポットが当たるのは再び日本が貧しくなっているのかもしれないな~と思ったりもする。いや、絶対に貧しくなっているよね~。なんか、閉塞感と言うかね、どうしようもないやりきれなさとか。この作家さんが注目されるのは今の時代だからなのだろう。今の子たちがこの閉塞感を感じているのかと思うと「政治家たちよ!何とかしろよ!!」と憤ったりするのだけど。

まあ~とりあえず・・・今の私にはキツすぎる内容な気がするので、元気なときに見てみましょう。なんだか気分が暗くなってきたのでこの辺で・・・

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ぐれいずだいありぃ-2さつめ

コメント

  1. あはは
    気分が暗くなったら…
    「地獄絵巻のトランプ大会」でしょう(笑)
    今日で最終話です(^O^)/
    凸凹を学びに変える不屈のハピ(笑)感動の物語(笑)

    最後まで読んで頂きありがとうございました(*^-^*)

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