現在、息子がちょっと病んでいる。現在大学3年生。インターンなど就職活動も始まっている時期なのだが・・・
「ちょっと今から仕事辞めてくる」って映画を見た。まだ息子が社会人にもなっていないのだが・・・なんだかね~ここ最近の息子の様子から色々感じることがあって・・・まじめで物事をそのまま素直に受け止めてしまい頑張っちゃう人ってどうなってしまうのか?今まで考えたこともなかったが、ちょっと心配になってしまうような映画だった。
休みがない、上司からパワハラを受ける・・・等仕事に行くのがしんどくなっている人は私が思っている以上に多いのだろう。それが大企業だろうが中小企業だろうが関係がない。数年前に大手広告代理店勤務の女性が亡くなっていて、それをきっかけにずいぶん企業側も変わりつつあるようだけど・・・
私がまだ東京でOLをやっていた時も、某大手損保会社に入社した同級生が、新卒2年目で突然死したことがあった。少し前に他の友人に彼は毎日残業残業で帰りが翌日になっているらしいと聞いていた。そのわずか数日後の突然死。おそらく過労死だったのだろう。いつも疲れた疲れたと言っていたそうだ。それは30年近く前のこと。「企業戦士」「24時間戦えますか?」そんな言葉が流行した時代。実際に私がOLだった時も営業職だから残業代は出なかったし、普通に帰宅は午後9時をまわっていり・・・それはマシなほうだよ~とも言われていたりして・・・
幸い私の場合は陰湿ないじめとかなかったし、普段は社内にいることもなかったので陰口を言われていようと気にしなければ気にならない。そんな環境だったのでピンと来ないのだけど、この映画のようなことはあるのかもしれない。社会に出れば自分の身を守るために足を引っぱる輩もいるだろう。仕事の忙しさとノルマが達成できないために会社内で貼られた「ダメ人間」のレッテル。朝起きてああ~また今日も一日が始まってしまったと言う絶望感。いつの間にか主人公が息子に見えてきて胸が痛くなった。
幸い主人公の前に現れた昔の同級生と名乗る青年。彼の自由奔放な行動に最初は振り回されるがだんだん元気が出てくる主人公。最後に彼の正体がわかるのだけどね。結局、主人公は会社を辞めて外国でボランティア活動をしている映像~まあ~そこはそううまくいくか?とは思うのだが・・・
なんとか就活がうまくいって大きな企業に入って・・・安泰だと思っていたのに・・・仕事が辛い、会社に行くのが怖い、夜眠れない、朝が来るのが怖いと言う、、、息子は普通にありそうでね~そんなときにきっと私がこの友人と称する青年にならないといけないのだろう。でも、簡単に「やめていいよ」って言えるかなぁ~きっと、私は今よりもっと苦しむかもしれないね・・・(笑)
今の息子が悩んでいることが、多分、アルバイト先のことで・・・会社がそこまでアルバイトにさせるのか?責任を押し付けるのか?ということが業務にあって、それが他のバイトからかなりの不平不満。何故か息子が連絡係で板挟みになっていて・・・まあ~今なら言えるけどね・・・「そんな仕事辞めちゃいな」ってね。(それが息子には難しいらしいのだけど)
雨降ってるし、なんだか疲れていて癒されたくて映画を見たのに余計に疲れてしまう映画を見る私である。(どんだけマゾやねん!!)
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コメント
やさしさ探しの修行をして思うことは…
自分のクセが自分を苦しめている、とくこと。
息子さんも、無理なことは無理と断っていいんだと思えればいいな。
NOと言えないから連絡係になってしまったり、放っておけずやさしいから板挟みになってしまったり…
わたしがそんなところがあって挫折したので、息子さんと自分がダブりました。
辞めても、自分の性格が招くことだと、きっと変わらないかもしれないし…
でもほんとに上司がくそったれとか、会社がブラックとか、そのときは辞める勇気も必要!
挫折は人生を変える大きなチャンスになります。
簡単なことじゃないけれど…
息子さんがのびのびと笑顔で過ごせるといいですね(*^-^*)
応援p★
おっしゃる通りで、息子も自分がそんな性格でそれが嫌でたまらないみたい。
まあ~アルバイトだし辞めちゃえ!って思うのですが・・・わかりません。
ホント面倒くさい奴です(笑)
ふと吹っ切れた時にきっと笑顔で過ごせるようになるのかなぁ~
私も我慢と忍耐の時です(*^^*)