夫育てを失敗して今に至る

先日のパートでのこと。若いご夫婦と小さいお子さんのご家族のテーブルに呼ばれた。

「失礼いたします。何かございましたか？」と私。すると女性のほうが「離乳食用のはさみみたいなのはありませんか？」と聞いてきた。

おそらく、頼んだパスタを短くカットしてお子さんが食べやすいようにしたかったのだろう。「申し訳ありません。お子様用で置いてあるのはこちらのみでございます」とすでに持ってきてある幼児用の茶碗とフォーク、スプーンを指しながら答えた。すると「じゃあ、普通のはさみはないですか？」と食い下がる。いや、普通のはさみって・・・(;^ω^)　まさか、普通のはさみで切るわけじゃないよねぇ～　

「申し訳ありません、お食事で使用できるはさみも置いていないんです」と言うと、「え～～～困ったなぁ～」と彼女。すると旦那さんが「当たり前だろう！普通は置いてないって！！」と助け船を出してくれた。「そんなに困るなら自分で持ってこなくちゃ！」なんて言ってたけど・・・

まあ～同じ状況で、もし私がどや顔でそれを夫に言われたらカチンとくるよなぁ～(笑）　だって、奥さんだけが子供にご飯食べさせて自分は後回しになっているのだからねぇ～　

それでもその奥さんはニコニコしながら「そうだね～持ってくればよかったよね～」と言いながらフォークでパスタを短くしていたのだった。

最近は、食事中に子供がぐずると旦那さんのほうがあやしに席を立つことも多い。それだけ、今の若い子たちは一緒に子育てをしているのだろうね～　うちなんて、息子が中学校以前の父親のイメージが全くないなんて言われるほど夫は何もしなかったのでねぇ～(笑）　そうやって夫育てを失敗した結果、今に至るのだ(~_~;)

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