夫の手術は3時間ほどかかった。
主治医の説明では、抗がん剤で身体が弱っているので、危険は伴うが・・・なんて言われたかな?感染のリスクも大いにある。昨年の悪夢が頭をよぎる。あの状態を今の夫が乗り越えることができるのか?
そんなことを考えながら、ひたすら待った。
しばらくすると、かなりイケメンの看護師さんに声をかけられた。
夫の看護計画についての説明だった。ほぼストーマの説明だったけど・・・。
前日まで予想もしていなかった人工肛門。ああ~色々考えることが増えた・・・(~_~;)
話では、10日にストーマの洗浄と装具の交換をするらしい。その時に使うケア用品を購入してきてほしいとのこと。
言われるままに、病院の売店に買いに行く。全部で6000円ほどかかった。
その後、入院手続きをしたり、息子や親戚関係に連絡したり、予約していた温泉旅館にキャンセルの連絡をしたり・・・。そうこうしていると手術が終わったとイケメン看護師さん。
執刀医の説明があるとのことで、誰もいない少し離れた部屋に連れていかれた。
「とりあえず、想定されていた状況の中で、一番いい手術ができました」とニコニコしながら説明する執刀医。よかった・・・。切った結腸を見せてもらったり、結構和やかな感じ。そこからも、きっと大丈夫なのだろうと・・・後は夫の生命力を信じたい。
その後、イケメン看護師さんに連れられ、救命病棟の夫に会いに行く。
弱っていたが、少し話せた。大丈夫!頑張れ!!この時も私はそれだけしか言えなかった。
そして、今日の夫・・・一般病棟へ移ったと言われ、ウキウキして向かったが、発熱して苦しそうだった。何を話しているのかよくわからない。いつもだったら、絶対についているテレビも見ていない。ただひたすら痛がっている。とにかく痛がっている。
大腸に穴が開き、お腹の中に便が広がっていた。それを洗浄して、ばい菌を排出するために、お腹に2か所、尿管にも管が入っている。
それを嫌がって抜こうとする。今度は起き上がろうとする。その時にお腹に力が入るようでさらに傷跡が痛む。激痛だ。とにかく、やっていることがおかしい。せん妄なのか??
看護師さんを呼んで痛み止め「フェンタニル」を投与してもらう。それでも全く効かない。かなり痛がる。イライラしながら何かを探し始める夫・・・何を探しているのか?やたらに10年以上も前に大腸がんで亡くなった私の母のことを聞く。
看護師さん呼ぼうか?とボタンを押したら「そうしてほしかった」だって~
看護師さんが「別の痛み止めを点滴しますね・・・」とアセトアミノフェンを投与。
起きあがった夫を3人がかりで寝かせて私を廊下に呼び出し、「このお部屋はカメラがついています。管を抜いたら大変なことになるので、カメラをONにして撮影させていただいてもいいですか?」とのこと。
せん妄状態で何をしでかすかわからない危険人物となってしまった夫。まあ~そのおかげで今回は個室に入れたのでねぇ~
しばらくすると、痛み止めが効いてきた夫が、こちらの世界へ戻ってきた(;^ω^) 急に普通の夫になって「スマホは?」「テレビつけて」「ゴロウ連れてこなかったの??」
よかった・・・どうなることかと思った・・・。
熱も下がっていて汗もかいていた。ずっとこのままならいいのに・・・
いつまで痛みがあるのか?発熱を繰り返すのか?
どうか、どうか、早く回復しますように・・・。元気で家に戻ってこられますように・・・。最悪のことは考えたくない。どうか、明日はもう少し元気になった夫に会えますように。
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