大腸の穿孔により緊急手術

昨日は父の白内障の手術だったので、朝早くから支度をして出かける準備をしていた。

夫も「俺もついて行こうかなぁ～」なんて話していたのだけど・・・

私が出かける直前、突然、お腹が痛いと言い出した。しかも相当痛いらしい。それでも、手術の時間があったため、一旦、私は実家に向かう。

白内障の手術は検査からその他もろもろで、３時間程度かかるため、一旦、帰宅したほうがいいと事前に言われていた。私は、父を病院へ残して、また自宅へ戻る。

帰宅するとやはり相当痛がっている夫。尋常ではない感じがしたので、病院へ連絡。今日は、主治医はいなかったのだが、他の医師が診てくれるとのことで早速病院へ・・・。

夫はもう歩くこともできずに、車いすを借りた。私が駐車場に車を移動している間に職員さんが夫を消化器内科の受付まで運んでくれた。

夫があまりに痛がるので、診察を待つ間、治療室のベッドで寝かせてくれることになった。その前に検査など色々あるそうだ。そんな話をしていると、そろそろ父がいる病院へ向かわないといけない時間になった。夫を看護師さんに託して、父が手術している病院へ逆戻り。

父のほうは、それはもう元気で（笑）手術も無事に終わった。　少し前まで体調を崩していたのだが、今は元の父に戻りつつある。

父を実家に送りとどけ、私はまた夫がいる病院へ・・・。

すると、看護師さんから「担当医の説明がありますから、少しお待ちください」と言われる。

なんだか嫌な予感・・・処置室前では看護師さんが「輸血の準備をお願いします。患者さんはgrey夫さん・・・」なんて声が聞こえてきて・・・私の心臓がバクバク・・・輸血～～～？？？

昨年、１０月の私の誕生日に大手術をした夫。ようやく傷も癒えて来たのに・・・また手術かい？？なんて・・・それでも、まだその時は、もっとショックな話を聞かされるとは思っていなかった。

そうこうしているうちに、看護師さんから呼ばれて、初めて見る担当医の話を聞く。

「検査の結果、癌のある結腸に穴が開いていました」「とりあえず、このS状結腸の部分を、お腹を切り開いて、切除する手術をやります」「すぐに手術しないと命にかかわる状況ですので、今からやります」

もう訳が分からない。命にかかわる・・・との言葉でとりあえず、同意のサインを求められるままにしたと思う。

今までは、この部分にステントを入れて、人工肛門（ストーマ）になるのをどうにか避けていた夫。人工肛門だけは嫌だ！生きていく気力がなくなる！と言っていた夫。

夫には説明したと言っていたが、納得したのだろうか？まあ～痛みでそれどころではないだろう。

医師の説明によると、普通に人工肛門が造れればいいが、状況が悪ければ、なかなか厳しいことになると・・・（泣）

そしてあれよあれよという間に、夫は手術室に向かうことになった。

「最後に旦那さんに話をさせてあげて」という看護師さん。いや、最後にって縁起でもない(~_~;)

夫の不安そうな顔。私は「頑張れ」としか言えなかった。

長くなったので、続きはまた明日。

今日、夫の顔を見に行ったが、もうメンタル崩壊していた・・・術後の痛みと人工肛門になった事のショックがものすごいようだ。でもね、ストーマになろうが、生きてるじゃん！まだまだ生きてもらわないとね！！

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