どうか、元気になって

昨日の夜9時ごろ、息子からの着信。

また、落ちているのかな？と嫌な予感で電話に出たら、やけに明るい声。どうやら、難しい案件で悩んでいた仕事ともう一つの案件、2件が上手くいきそうだと言う。ただ、今、少し興奮状態でかかっているので、少し落ち着こうと思って連絡したそうだ。

そういう時はやはり人間誰かに褒めてもらいたいものだ。そうやって自己肯定感は上がっていく。まあ～私も息子の明るい話題は本当に嬉しいので、大いに喜んで大いに褒めた。

それでもすぐに不安を口にしたがるので、今は、喜ぼうよ！と・・・。それからは少しくだらない話をしながら笑い合った。明日は早いからと・・・それでも1時間くらい付き合ったかなぁ～（笑）　息子は10時頃にはベッドに入ったようだ。

とりあえず、今週は少し気分的にも上がってきているような気がする。先週、午後休を取ったのにできなかった自動車の免許の更新は、初回更新ならば免許センターで日曜受付もしてくれるそうなので、日曜日に行くそうだ。本人が思い悩んでいたことは、案外何とでもなるものだ。

さて、少し前に、夫と買い物に行った時のこと。夫がよくしてもらった取引先の方に会ったのだが・・・。

この方、もう20年以上も前からの付き合いなのだが・・・。夫の顔を見た途端、とても嬉しそうに、懐かしそうに近づいてきて、「お～○○じゃないか！元気かぁ～」と夫の髪をくしゃくしゃっと撫でた（笑）

いや、うちの夫・・・もう60近いおっさんなんだけど・・・(;^ω^)　この人にとっては未だに30そこそこの頼りない坊主なのだろうか？とその時、私は半笑いで見ていた。

ところが、知り合いから、つい最近、その方ががんで入院されていてあまりよくない状態だと聞いたのだ。

彼があの時、夫の頭を撫でた理由がちょっとわかったような気がして・・・切なくなった。どうか、元気になって、またあの時の笑顔を見せて欲しい。そう思ったのだった。

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