神聖なるものを見ていたはずだがどうも変なところが気になって仕方がない俗物的な私～「聖者たちの食卓」

コロナのワクチン接種の副反応でどうも朝からふらふらする。適当に家事を終えて横になっていると何か映画でも見たいような気分になる。検索すると「聖者たちの食卓」というタイトルのドキュメンタリー映画を発見。食卓＝食べ物、お料理？？と単純な思い込みで視聴し始めたがそうではなかった。

場所はインドのシク教総本山ハリマンディル・サーヒブ(黄金寺院）。ここでは毎日１０万食の食事が巡礼者や旅行者に無料でふるまわれる。人種、性別、年齢、身分にかかわらず平等にみんな一緒に食卓を囲む。その運営は食卓を囲んだ巡礼者だったり旅行者だったりのボランティアだ・・・皆、食事の支度をして食事をして片付けをして、それが延々と繰り返される。その映像がずっと続く。誰か指導者がいて命令してというわけでもなく・・・野菜を刻むもの、チャパティ（インドのパン）を焼くもの、カレーを作るもの自然に分担して料理を作っていて・・・

ベルギー人の監督さんが撮影したドキュメンタリー映画なんだけど、何せ私は俗物なもので、？？？となってばかり。いや、無料で１０万食って・・・誰が食材費払ってるんだよ～とか、巡礼者のあまりの多さに密じゃ密じゃ！！こんなのコロナ禍の今じゃ閉鎖されてるんだろうな～とか・・・

このインドとパキスタンの中間にある黄金寺院。もとはと言えば、シク教はヒンドゥー教の改宗宗教。ヒンドゥー教のカーストの差別を批判するためにこうやってみな平等に６００年にもわたって食事をふるまっているそうだ。というかね～ここに集まってくる人って映画でよく見る教会に集まって食事の配給を待っている人たちのような感じで見ていたのだが、そうではなくて皆で一緒に食事を作り食べ片付けるまでがイベントというか儀式になっているみたいで・・・実際にシク教徒には裕福な人が多いらしく、まあ～だからこそきっと十分な資金は集まるのだろう。そういえば、町内のお祭りの時にみんなでご飯を作りそれを配って一緒に食べるのと基本は同じなのかなと・・・（私は強制でやらされているのでそこは違うのだけどね）神聖な場所だから・・・って突っ込まれそうだけどうちのお祭りだって神社のイベントなのでね・・・コロナでここ２年間はやってないけど・・・

ちなみにインドの人ってターバンを巻いているイメージが強いのだがターバンを巻いている人はほとんどシク教徒らしい。と言ってもインドの人口の2％しかいなくて・・・そして中にはやっぱりテロをおこしたりする過激派もいるようだ。どうもその辺、日本人の私にはよくわからない宗教の対立。人類みな平等と教えているのならどんな宗教を信仰していたって平等じゃないのかね～と矛盾を感じる。・・・が、コロナ禍でもそんなの神の前では大した問題ではないと巡礼は続けられているのだろうか？なんて突っ込みながら見ていたらあっという間に終わってしまった。

感想・・・共感は出来ないが不思議な気分になった。ドキュメンタリーのせいかカメラ目線の老若男女の表情が面白かった。それ以上は私の知識では？？？まだまだ俗物なので(笑）

まあ～そんな感じでボ～っとよくわからない映画を見てしまったのだが・・・こんなブログを書いているうちにちょっとだるくなってきたので熱を測ったら３７．５度。あ～また熱出てきたよ・・・(^-^;今日はお腹も痛くて、ふらふらするし・・・で、副反応は意外にキツイ(*´Д｀)あと今日になって接種して腫れた腕から肩、首筋のリンパ腺が腫れてきたようだ。あ～～～全く！！！明日は元気になっているかな～と思って時計を見たらもう明日になってる。いかんいかん、もう休みます。

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